理想的な整った顔は、左右対称の状態の顔をいいますが、
日常の生活習慣やクセによって左右どちらかに負担がかかり、そのため組織(硬組織・軟組織)が偏ってきます。
それによって、左右非対称な顔になってきてしまうのです。
顔の歪みが生じる原因は、大きく2つに分かれます。
組織の形態的なゆがみとは、あごの骨、歯、その周りの筋肉などの形の歪みです。
先天的なものもありますが、機能の歪みによって、この形態的な歪みを引き起こすことがあります。
機能のゆがみとは、かみ合わせ、顔の表情、顔・口の動かし方、働きに偏りがあることをいいます。
歯や骨の形、あご等の骨の位置のズレが、この機能のゆがみを引き起こすことがあります。
このような、形のゆがみ、位置のズレ、機能のゆがみは密接に関連していて、
それぞれが原因となり、また結果にもなります。
形態的なゆがみに対しては、外科的な手術が必要になることがほとんどですが、機能のゆがみを、
専門的な訓練と治療で改善させていくことで形態的なゆがみを改善していくこともできます。
上の項目がひとつでも当てはまる場合、顔に歪みがある可能性があります。
顔のゆがみと全身のゆがみとは、深い関係があります。
骨盤のズレ、脊椎、頸椎のゆがみは、下あごの骨の位置に大きく影響を与え、顔のゆがみを引き起こします。
また、歯や、顔の骨格・筋肉のゆがみ、悪い噛み合わせから生じる頸椎のズレが、
体全身のゆがみを引き起こすこともあります。
正確には、噛み合わせによる下あご位置のずれの噛み合わせが数ミリずれるだけで平衡感覚がおかしくなり、頭がどちらかに傾いた状態になってしまいます。それによって、顔や全体のゆがみが生じてきます。
顔の歪みは、体全体の歪みから連動して生じる場合と、噛み合わせから生じる場合が考えられます。
当院では、噛み合わせの状態の検査と、顔の対称比較をもとに、
噛み合わせ改善と、口腔筋機能療法を行うことにより、
機能と関連した顔のゆがみについて改善するためのアドバイスを
行っております。
また、矯正治療と並行して治療を行う場合は、
下顎骨の位置のズレなども含めて矯正治療を行っていきます。
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