モデルオペレーション 外科的矯正法によって、顎矯正手術を施す患者に術前矯正および術後矯正を行う。治療計画に沿ってモデルオペレーションを行い移動量を再度測定し、下顎を基準として上顎移動後の第一スプリントおよび移動した上顎を基準として下顎移動後の第二スプリントを作成し、手術にそなえる。

模型計測器具 歯冠副径、歯列弓副径、歯槽基底副径、など副径の計測には1/20mm縮尺付のキャリパスを使用する。歯列弓長径、歯槽基底長径など長径の計測には模型計測器を使う。

模型分析 模型各部の計測によって得た数値は、正常咬合者の集団から求められた平均値、標準偏差で描かれた標準偏差図表に記入され、検討がおこなわれる。

問診 症状、病歴、家族歴などを把握するために、患者あるいは保護者に対して術者が直接質問して情報を収集することで、あらかじめ調査用紙を用意しておく。患者、保護者の理解しやすい用語、平易な表現で、主訴、現症に対する認識、現症発症の経過、家族、血縁者での類似不正の有無、既往歴などについて調査する。







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